そろそろ赤ちゃんの心拍が確認できている頃。そして、一般的にはつわりがピークと言われるドキドキのタイミング。双子じゃなくても大変な時期ですが、双子だとどんなことが起こりうるのでしょうか。
実際にしーやんの体験をもとに、双子妊娠3ヶ月目の状況を一緒に見ていきましょう!
体験記~8週つわり地獄
2ヶ月の記事でお話したように、7週後半から軽く不快感はありました。でも普通に生活できるし、好きなことをしていれば忘れられる程度。
ですが、8週になった瞬間。ほんとに瞬間です。なんか今日はムカムカ度合いがきつい。横になってたら出てきそうだし、身体を起こせば目眩がして危ないし。どうすれば良いんだ?という寝起きからスタート。
夫に事情を説明して、息子は保育園、仕事は一旦休みを頂いて様子を見ることに。カレンダーを見ると、今日から8週。
記事を書くために思い出しただけで胃がムカムカするのですが、何もかもダメになりました。匂いNG、テレビやスマホなどの画面NG、飲み物NG、もちろん食べ物NG…
息子の時は空腹がダメだったので、今回はどうかと少し水を口にした瞬間、トイレへGO!でした。息子の時に唯一大丈夫だったトマトも、一切受け付けません。
でも、夏なので水分を取らないわけにもいかないし。でも、摂取しても出ていってしまう。中途半端に飲んでも、排出量がそれを超えちゃうと意味が無い…どうすれば…という状況で約3日過ごし、検診の日がやってきました。
体験記~8週3日点滴に救われる
検診の時に、げっそりした私を見て「おーおー、妊婦の洗礼を浴びてるね」と元気に言われました。私はこの先生のサバサバした感じが大好きで、「そうなんですー」と辛い状況をぶちまけました。
色々検査もしてくれましたが、結果待ちの間に吐き気止めと水分補給の点滴を。正直点滴の最初の方は意識朦朧としててちゃんと覚えてません。でも途中で看護師が来てくれて、私の今置かれている状況と点滴の説明をしてくれました。
ここで学んだのは、脱水の症状にも吐き気や倦怠感などつわりと似た症状がでること。少量ずつの水分補給でもトイレとお友達になっちゃうのでどうやら脱水になっていたそうです。
私はちょくちょく運動するけど、やっぱり真夏は脱水気味になるとダルくなるね。その前に手を打つようにはしてるけど。中には気持ち悪さも出る人はいるみたい。
体験記~9週の赤ちゃんの様子
つわりが辛い…つまり赤ちゃんも頑張って成長しているところです。何をしてても辛い状況で、息子の甘えたい気持ちに応えられない申し訳なさも手伝い、心身ともにかなり疲弊していました。
そんな私の支えは、検診の時に見るエコーでした。心音を聞いて安心し、心音に合わせて何となく動いている様子も見られました。この頃になると、ふんわりですが人の形が見えてきます。
いつものように、しーやんの手書きからどうぞ!(そろそろ、しーやんの絵の下手さがバレる頃です。笑)
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実際のエコーはこちら
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このクリオネみたいな赤ちゃんに、一緒に頑張ろう!と語りかけながら、何とか踏ん張ってきました。
体験記~10週つわりの終息が見えてくる
つわりというものは不思議なもので、昨日まで具合が悪くて何も口にできない。などあっても、終わるとパタリと平気になることがあります。私は息子の時にそうで、双子の時も突然吐き気が無くなりました。
10週に入り、朝起きて怯えながらの水分補給。。。あれ?なんか平気。もう少し飲む?ん、いける。
もう、あの時の感動と言ったら無いね!
ここまで来たら怖いものなし!とその時は思ってたよ。
や~、わかるよ!私はまだ空腹さえ逃れれば良かったけど、良くなる手段がないどうしようもない状態からの解放感は最高だよね!
代わりに強めの頭痛と、少し動いただけで動悸息切れ…でも、某薬のCMを歌うくらいの余裕は出てきました。そして頭痛は病院で飲める薬をもらったので対策がある。まだ完全につわりは終わってないけど、私の中では完全に終わった感じになりました。
この時期はつわりが気になる人が多いと思うので、私の体験を詳しく書いています。ぜひ参考にしてください。
体験記~10週保健指導で双子のリスクの現実を知る
元々双子だという時点で大きな病院に移ったので、リスクが高いことは分かっていました。しかも、検診に行くたびに私のカルテが『ハイリスク妊婦』のカゴに入っているのは見えていました。
でも、どんなリスクがあるのか。それによって、私たちにどんな影響があるのか。具体的には分かっていませんでした。詳しくは今後、リスクをまとめた記事を書いていきます。
要約すると、こんなことを言われました。
- 妊娠中にどちらかの子供の成長が止まることがある
- 血液がうまく循環できなくなると二人とも危険な状態に陥る
- 子どもに何かあった場合、繋がっている母体にも影響があることが多い
- 早産の確率はかなり高いので、臓器の成長も慎重にみる必要がある
- 未熟児や低体重児で生まれてくる子がほとんど
- 分娩時も医者や看護師などの体制をしっかり整える必要がある
アクティブな私にとって、安静にしているつもりでも実は安静じゃなかったりするのでとても危険だという事はすぐにわかりました。そして、息子も切迫早産だったこともあり『安静』『無理をしない』を何度も言われました。
会社の人にも、それは頼みなさい!って毎日怒られてるって言ってたもんね。無意識に頑張っちゃうタイプだよね、しーやん。
ほんとに。息子さんの時も、何かあったら言ってね。って話してたけど、気が付いたら入院してたし、「実は入院してる~」って笑って話してたし。
心配したよ~
体験記~11週しーやんの安静体制づくり開始
つばき や まり も話している通り、ほんとに無自覚なんです。わたし。
なので、とりあえず周りを巻き込んで環境作りを先にして、私が無茶しそうになったら止めてもらう作戦を取りました。
しーやん安静のための環境作り
- 一番近くに住んでいる自分の母に、少し大げさにリスクを伝える
- 息子のお泊まりセット(着替え、おむつ、食器やエプロンなど)を実家に用意する
- 私の母も息子の保育園送迎ができるよう、保育園にも伝える
- 私の母に保育園送迎の手順を伝える
- 私が動いている時間が長いと感じたら、「座りなさい」と言うよう夫にお願いする
- 私が階段を上ろうとしたら、何の用事か聞いてくれるよう夫にお願いする
正直、5と6については「嘘でしょ」と思う方もいらっしゃると思います。でも、私は要領が悪くて思い立ったらすぐ行動してしまう性格なので、一旦考え直すために突っ込んでもらえるのが一番なんです。
例えば「あの引き出しに入ってるの使おう!」と思ったら動き始め、目的地に到着してから「あ、あれはこの引き出しにしまうものだった…」とスタート地点に戻る。という無駄な往復が発生したり。それが階段の上り下りの往復に繋がったり。
なので、一度動き出したときに夫に突っ込んでもらって一緒に動きを把握してもらえると、「それも持っていきな。」とか、場合によっては夫に動いてもらったり。無駄を省くことができるんです。
体験記~双子妊娠3ヶ月(8週・9週・10週・11週)まとめ
体験談をお伝えしましたが、ここで内容をまとめます。
- 8週に入った途端、強烈なつわりに襲われる
- 点滴でかなり楽になる
- 脱水症状とつわりは一部共通の症状がある
- 9週でエコーがあり、エコーで気持ちが救われる
- このころの赤ちゃんは何となく人の形ができ始める
- 10週に入り、つわりが落ち着いてくる
- 保健指導で双子のリスクを教えてもらう
- 安静にすることが大事
これはあくまでも、しーやんの体験談です。でも、それが今の不安な状況を軽くしたり、双子について知りたい方の参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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