妊娠したら双子だった!?いつわかる?実は双子にも種類があった。

体験記

いくつか記事を投稿してきましたが、しーやんがどうやって赤ちゃんと出会い、双子だと気付いたのか。

「双子妊娠が発覚するまで」「いつ頃分かったのか」など、しーやんと双子の出会いを紹介します。

双子の妊娠が発覚したのは5週3日

妊娠発覚のきっかけは、風邪をひいたこと

上の子もいたので、歳の差を考えて家族計画を立てていました。そんな中、ちょっと喉がイガイガ。

しーやん
しーやん

いつものパターンだと、このまま声出なくなるやつじゃん。

早期治療をと思いましたが、もしも妊娠してたら妊娠初期は慎重にならなくては。と思い、買っていた検査薬でチェック。

陽性反応で夫婦揃って大喜び!こんな計画通りに行くの!?

そんな手放しの喜びは束の間。産婦人科のエコーで映し出された映像は、私の想像している物と違いました。

予定日が算出された今だから計算できますが、受診したのは5週3日。上の子の時にネットで「膀胱が黒く映って見える事がある」というの見た事がありました。

でも、この映像は何か違う。先生も、「あれ?ん?」って言いながら、色んな角度から見てるけど、上の絵のように黒い丸が2つ。

脈拍が上がっていくのが自分でも分かりました。でも、その上昇の理由は何だったのか。今でも分かりません。

1ミリも予想していないことが起きると、人間の思考は本当に停止するんだと実感しました。

 

双子のタイプで妊娠発覚の時期は変わる

こんな感じで、風邪薬をどうするか。という事で検査薬を使用したこともあり、私の産婦人科受診は早めでした。

ただ、双子にも3つのタイプがあり、我が家は早く分かるタイプだったので5週で発覚しましたが、そういう方ばかりではありません。では具体的に3つのタイプを見ていきましょう。

一絨毛膜一羊膜(MM)

中国語のような漢字の羅列…なんじゃこりゃ!!と思いますよね。

簡単に言うと、2人が1つの部屋で過ごし、1つのお皿で食事をしている事を言います。一卵性の約1%が、この一絨毛一羊膜に該当します。

この場合、お部屋が1つしかないので、2人の子どもが存在することを確認できるまでは双子だと気付けません。

赤ちゃんが人間の形をする前の胎芽というものが6週前後で見えてきて、ここでやっと気付くことができます。

一絨毛膜二羊膜(MD)

またもや漢字が並んでおりますね…

簡単に言うと、先ほどのDDと同じように2人は1つのお皿で食事をしています。ただ、2人にはそれぞれの部屋があります。これが、先ほどのDDとの違いですね。

このタイプは、一卵性の約75%が該当します。

この場合もお部屋が1つしかないので、2人の子どもが同じ部屋に存在するのか、別々の部屋に存在するのかが確認できるまでわかりません。

そのため、赤ちゃんが人間の形をする前の胎芽が見える6週前後で気付くことができます。

二絨毛膜二羊膜(MM)

まり
まり

もうそろそろ漢字はお腹いっぱい…

しーやん
しーやん

最後だからもうちょい付き合って!

これは完全にお部屋も2つ、お皿も2つに別れています。

一卵性だと約25%の割合で、このタイプになるようです。また、二卵性は2人の兄弟がたまたま同時に宿った。という感覚なので、このタイプに該当します。

こちらは完全にお部屋が2つ存在するため、我が家のようにお部屋となる胎嚢が作られ始める5週頃から分かってくる人もいます。

 

双子の妊娠が発覚しても安定期までは油断せずに

まだ訳の分からない状況にいた私に医者が言ったのは2つ。

  • 双子にはかなりのリスクがある
  • まだこの先、2人ともが元気に育つとは限らない

1つ目の双子のリスクについては、単純に2人の子どもを同時にお腹に抱えるので、母体に負荷がかかります。だからこそ、子どもにも影響が出てきます。

お腹の中の子供には、血液を循環させて栄養を運んでいます。1人授かっただけでも、自分の血液と子どもの血液2人分を循環させる必要があります。ましてや双子となると…想像は付くと思います。

なので、貧血むくみ、その他様々な影響が母体に出てきます。

2人分の羊水や体重、胎盤などの重さを抱えなければいけない為、体力も必要になります。私も腰痛と身体を動かすときのバランスには悩まされました。

つばき
つばき

あ~、お見舞い行ったとき、表情は元気そうだったのにフラついてたもんね。

これらはやむを得ない事なので、そこにうまく対応するために「双子なの!」と浮かれず、冷静でいること。という事を、先生は遠回しに教えてくれました。

まり
まり

しーやんは子ども好きだから、リスクがある事よりも喜びに集中しちゃいそうだもんね。

2つ目は何とも縁起でもない話。と思いますが、実際に双子を妊娠した方の15%ほどに起こりえます。

バニシングツインと言って、双子のうちの1人が亡くなってしまい、自然と吸収されて消えてしまう現象です。

今、この記事を呼んでいる方が、2人とも元気に産みたいの!と思っているのか、2人のリスクや産後を考えると双子は…と思っているのかは分かりません。

でも、バニシングツインは誰にでも起こりうる現象です。まだ残っている1人の命がお腹にある限りは、その子としっかり向き合い、元気な子を安全に産めるよう準備を進めることが大切です!

 

最後に

中国語のような漢字も交え、双子の概要をお伝えしてきました。

  • 双子には3タイプある
  • 一絨毛膜一羊膜(MM)は部屋が1つ、お皿が1つ
  • 一絨毛膜二羊膜(MD)は部屋が2つ、お皿が1つ
  • 二絨毛膜二羊膜(DD)は部屋が2つ、お皿が1つ
  • MMは一卵性の約1%で、6週を超えた頃に双子であることがわかってくる
  • MDは一卵性の約75%で、6週を超えた頃に双子であることがわかってくる
  • DDは一卵性の約25%と二卵性で、5週頃で双子であることがわかってくる
  • 双子のリスクは大きい
  • 双子妊娠の約15%がバニシングツイン(1人が消えてしまう現象)を経験する

双子を望むか望まないか。それは人それぞれだと思います。でも、せっかく宿った命です。不安は先生なりパートナーなりと共有し、大切に育ててください。

このブログで皆様の気になることが1つでも解決されていれば嬉しいです。

お読みいただき、ありがとうございました!

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