増えたり減ったり…なかなか静まらないコロナ。
まだ小さな子供が感染したらどうなるのか。重症化しにくいとは言われてるものの、やはり高熱や呼吸器系の症状が続くのは心配。そして、家族への影響は。
気になることがたくさんあった しーやんですが、我が家もしっかり感染してしまいました。その一部始終をご紹介します。あくまでも、我が家の場合ですので対応や処置については必ず保健所や医師の指示に従ってください。
~コロナ体験記~保育園からの呼び出しの電話(感染0日目)
普段、夫の仕事が終わってから自分の病院などを入れるのですが、この日に限っては午前中しか予約が空いてなく子どもたちを午前中だけ保育園にお願いしました。
病院が終わって帰宅し、昼食を用意して箸を持った瞬間に着信音が鳴りました。
「保育園」って出てる…。先週双子妹と兄が風邪ひいてたし、双子姉も来たか?
案の定、双子姉が発熱しているという電話でした。こういうご時世ですので、早めにお迎えに行かなくてはととりあえず白飯とお味噌汁をかき込み、車に飛び乗りました。
保育園に着くと双子姉だけ別室で寝かせてくれていて、病院に行くなら兄と妹はまだ預かってますよ、と言ってくれたので、お言葉に甘えて1人だけ連れて帰りました。上着を着せながら「今朝、双子姉ちゃんは風邪うつらなくて、良かったね~って話してたんですけどね。」と。
心配してる時に、こういう何気ない会話をしてくれると気持ちが紛れるよね。
~コロナ体験記~風邪の診断…翌日保育園から電話(感染1日目)
小児科で診察をしてもらったのですが、
- 前の週に兄と妹が風邪を引き、二人とも抗原検査で陰性
- 双子姉も症状が全く同じで、肺炎の所見もなし
- 発熱して約2時間のため、抗原検査では正確な結果が出ない
- まだ保育園で陽性者なし
という点で、私も納得した上で検査はせずに帰宅しました。
しかし、夜になりどんどん熱が上がり、なぜか しーやんまで悪寒と関節痛が…兄たちの風邪ではそこまで高熱にならなかったので、私たちはやっぱり熱が高くなりやすいのね。なんて言いながら早めに就寝。
翌日昼間に保育園から電話があり、「保育園の関係者に陽性者が出て、明日まで休園となりました。濃厚接触者は現在リストアップ中なのですが、該当したらまた連絡します。」と。
待ってる間、とにかくいろいろな事が脳内を駆け巡ったね。もしかして双子姉も?だとしたら、小児科にも連絡必要だよね…あとは誰に会ったっけ。あと仕事は?というか、私の発熱も?などなど他にも。
その時既にしーやんも39℃を超える熱と咳が出ていて、風邪をもらったと思ってたけど嫌な予感しかしませんでした。
そして夕方、双子が濃厚接触者に該当するという連絡が入りました。濃厚接触者としての説明を保育園の先生はして下さってたのですが、双子姉としーやんは体調がかなり悪かったので感染してるかもと思い、他の家族の隔離や仕事のこと、これからの食料は…と頭がグルグルして正直話が入ってきませんでした。
何とか外出自粛期間だけメモして、あとは一呼吸置いてから考えようと電話を切りました。高熱とだるさで頭の働かない私に代わって、夫が色々と整理してくれてそれぞれ会社など必要なところに伝えました。参考までにしーやん一家の療養期間です。
そこからは各所で指示をくれたのでスムーズに進み、まずはすぐに結果の出る抗原検査を。ここで双子姉の陽性が発覚。しーやんも含め他の家族は陰性。翌日、双子姉以外PCR検査をし、さらに翌日に結果が出てました。
抗原検査 | PCR検査 | |
夫 | 陰性 | 陰性 |
しーやん | 陰性 | 陽性 |
兄 | 陰性 | 陽性 |
双子姉 | 陽性 | ー |
双子妹 | 陰性 | 陽性 |
夫だけ無事。とりあえず、夫だけ逆隔離しよう。部屋はもちろんの事、入浴の時間や食事など色々考えました。が、私が軽症ではあったものに中等症にかなり近付き、子どもの世話をできる状態では無くなりました。
早々に計画が崩れてしまい、夫の逆隔離は無くなります。食事はマスクを外すのでタイミングをずらしたり、寝る時は子どもたちをなるべくしーやんの周りに寝かせたり、程度の軽い隔離に変更して過ごしました。
~コロナ体験記~高熱と頭痛。兄と妹にも感染(感染2日目)
双子姉は、午前中微熱→午後に高熱と症状の弱まる時間帯が出てきました。でも咳はしていて、だるそうでした。いつもはキーボードの音楽やテレビに合わせて踊ったり歌ったりしてるのですが、ソファーで親の膝に座ってグデーッと。寝すぎて布団にも行きたくない様子。
しーやんは高熱が本格的になり、悪寒という問題ではなく身体がガクガク震えだしました。本当にガクガク。関節や筋肉も痛くて寝れません。加えて頭痛まで出てきて、これがウイルスというものかと風邪との違いを実感しました。この辺から咳も悪化してきます。
本当に療養期間の10日間で治るのか疑問なほど辛い時間でした。ここから色々と症状が出てくるので、簡潔にまとめたものは最後に記載しますね!ひとまず体験記としてお読みください。
そして他家族は濃厚接触者となる夫も含め、健康観察期間という事で毎日最低2回の検温が必要となります。兄はついに37.6℃で発熱と言われているレベルに。もっと驚いたのは双子妹で、38.2℃。
めっちゃ元気に走ってますけど!保育園行けるレベルで元気ですけど!咳も無いし見た感じ無症状ですよ!
でも、身体を触るとさすがに熱かったです。一応陽性者だからね。と思いつつ、内心その元気さが羨ましかったです。
ほんと、子どもってどうして風邪ひいたり何かに感染しても元気なのか。いつも不思議に思ってる。
ただ、この日の夜から兄が頭痛を訴え、どんどん熱が上がりました。最高だと39℃を超えました。さすがにここまで来ると元気ではいられず「辛い」と泣きながら抱きついてきて、解熱剤は投与したものの背中をさするしかできず凄くもどかしかったです。
~コロナ体験記~保健所からの連絡と毎日の報告
私の陽性発覚後の流れはこんな感じです。
- 病院から保健所へ陽性の連絡
- 保健所から状況確認と今後の流れについて連絡が来る
- 保健所からSMSで体調確認の連絡が来る
- 保健所からSMSで体調報告アプリのURLが届く
- パルスオキシメーターが届く
- 毎日の健康報告で気になる点があると保健所から連絡が来る
- 保健所から療養解除の連絡が来る
私が陽性になった時、第6波のピークだったので保健所も大変な時。通常なかなか連絡がこないのですが、「呼吸器系の持病があること」「喘鳴や呼吸苦が強めにあること」から優先順位を上げてくれたのか、先に発覚した娘より早く連絡が来ました。
それから毎日の報告。
報告内容
- 前日報告後~当日報告時までの最高体温など、体温関連
- パルスオキシメーターが届いた後は、酸素濃度
- 体調の変化を選択形式で報告(項目数多め)
- その他フリー項目
毎朝8:30までに結果をアプリに登録します。保健所から連絡が来た順にSMSでURLが送られてくるのですが、1人1つのURLが当てられます。最初は私一人だったけど、最終的には4人分のURLがSMSで送られてきます。
子どもは小さくて携帯が無いので、全て私の携帯にSMSを送ってもらいました。すると、どのURLが誰のだか分からなくなり…開けば名前が書いてるのですが、開いては「あ、違った」と開きなおしたり。厄介でした。
なぜかURLをブックマーク登録できなくて、できる方は人ごとにURL割り当てられるのでブックマーク登録した方が分かりやすいと思います。もしくは、パパとSMSを分散させるなどしないと朝が大変です。
~コロナ体験記~症状まとめ
体験談として文章で色々とお伝えしてきましたが、発症から2日目までの症状に焦点をあててまとめていきます。
1人目 双子姉
- 急激な発熱→2時間かからず37.6から39.8℃
- 高熱のためか倦怠感からなのか、食事の時以外はほぼボーッとしている
- 発熱の数時間前から乾いた咳→口に手を思いっきり入れたりするので、のどの痛みも?
- 発熱と同時に目やに
2人目 しーやん
- 娘の発熱から8時間後、悪寒と抑えられない震え
- その1時間後に39℃を超える高熱
- 割れそうなほどの頭痛
- 発熱と同時に咳(一度発作的になるとしばらく止まらなくなる)と喘鳴、呼吸苦(意識しないと腹式呼吸できず肩で息をするほど)
3人目 双子妹
- 双子姉の発熱翌日、朝は平熱だが夕方に38.6℃
- 少しだけ乾いた咳
- 普段より1~2時間睡眠時間は多いが、ほぼ元気
4人目 兄
- 双子妹の発熱と同じタイミングで頭痛とだるさを訴える→37.4℃
- 夜には39℃を超える発熱
- 乾いた咳、のどの痛み
このあとどのように症状が変わっていったのか。どんなことがあって、どういう準備や工夫をしたら良かったのか。治って冷静になれる今だから言えることも含め、後編でお伝えしていきます!
前編をお読みいただきありがとうございました。
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